カレードスコープのように網膜を刺激するガラス村  〜沖縄ちょぼ旅 BLOG 20〜

ハーフライティングにした部屋で、ガラスの妖しい色が交錯する。かなり広めの部屋だが、パーティションはまったく無く全域をすみずみまで見渡すことができる。抑えめにした照度の展示室で、ダウンライトやディスプレイ台そのものの照明などで、鮮やかに浮かび上がるガラス工芸品。

ラピスラズリ(青金石)を思わせる瑠璃色の大皿が深い青色で周りを染める。真っ赤に見えた花器が近づいて見ると黄色がかった茜色に変わり、さらに立ち位置を一歩動くと紅に変化するといった具合。

ここは琉球ガラス村にあるガラスギャラリーの展示室である。展示室の作品は販売されてもいるが、公募展などで受賞した作品などを含むため撮影が禁止されていた。ここでご覧いただけないのが残念だが、その様々な光と色が網膜に焼き付いてしまうような経験であったことを付記しておく。

ガラス村はエリア内にギャラリー、ガラス工場、ショップ、レストラン、陶器工房などの施設を有している。
    

施設をサラッと観て回ったが、最初に飛び込んだギャラリーの一部作品がとても素晴らしくて印象に残り過ぎたせいか、ショップのガラス製品や他にはほとんど食指が動かなかった。

むしろ施設まわりに施された単なる飾り効果の円柱や壁画のモザイク張りの方が楽しめた。外の回廊のベンチでひと休みした時、ちょうど夕暮れになる直前の陽光がそれらに当たり、装飾以上の効果を演出していた。

喜屋武岬への遠征から始まった一日もようやく終わりが近づいてきたようだ。糸満バスターミナル経由で那覇まで帰らねばならない。バスの連絡も潤沢ではないので、そろそろお神輿をあげよう。

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