沖縄の終戦日は6月23日                〜沖縄ちょぼ旅 BLOG 21〜

沖縄にとっての終戦記念日は6月23日になる。太平洋戦争末期、日本国防衛の最重要拠点としての重責を担い、沖縄全島が戦火に巻き込まれゆく。しかし軍と沖縄総出の必死の防衛も空しく凄惨な沖縄戦も米軍制圧という結末を迎える。昭和20年(1945)6月23日、太平洋戦争終結の2ケ月ほど前のことであった。

毎年この日に”慰霊の日”として沖縄全戦没者追悼式が糸満市にある平和祈念公園で挙行される。今日はこの平和祈念公園を訪問し、たっぷり半日くらいの時間を使うつもりで出掛けてきた。平和集会の模様が毎年全国報道されていたので、かなり広い公園で美しい海に面していていたのを記憶していたからだ。

バスを乗り継いで1時間強で平和祈念堂前のバス停に着いた。幅広い国道331号線は真夏のような太陽を照り返し、空は抜けるような青色。その空へ真っ白な塔が伸び上っている。平和祈念堂である。

前日ネットで平和祈念公園を予習すると、その敷地の広大さは筆者の想像をはるかに超えるものだった。だからおおよその回遊順序を決めていた。 ...のだが、平和祈念堂の裏手に見える深緑の野原に誘われ脱線しそうだ。


やはり脱線してしまい、緑あふれる野原を歩き回るうち、計画コースなど雲散霧消してしまった。重要な施設は中心部に集中しているのだが、周辺には多目的広場、ピクニック林間広場、展望広場など多く、自分の位置などは当然見失い、どの広場なのかもわけが分からなくなるのである。

野原の一本道を歩いていても、暑さを削ぎ取ってくれるように風が通り過ぎてゆく。ところどころで海が視界に入ってきたりと実に心地よい時間がゆっくり進む。

外郭のいくつかの広場を散策した後、平和祈念堂に戻り入館する。照明を落とした内室に入ると、両手を合わせ祈りを捧げる12mもの座像が鎮座していて堂内を圧していた。大きな坐像そばから地下へ降りる階段があった。まるで潜水艦のブリッジへ降りる階段のように極端に狭い。案内板があり、世界各地から寄贈された世界平和の願いを込めた霊石が展示されているとのこと。

ショウケースに陳列されている72ヶ国158ヶ所から寄せられた石たち。太古の昔より石や岩などには霊力や神異が宿る伝承が世界各地に残されている。様々な表情をした石を眺めているとそんなことがふっと頭の片隅をよぎって行く。

堂外に出ると太陽の強い日差しが一瞬まぶしく、しばらく佇んでいるとこの位置が公園内でもけっこう高台にあることが判った。南東方向にうっすらと蜃気楼のように浮かんでいるモダンな建物が 「沖縄県平和祈念資料館」 に違いない。次に向かうターゲットにした。

イギリス、スウェーデンなどから寄贈された霊石  平和祈念堂から見た資料館


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