恩納村の海岸ラインを歩く〜沖縄ちょぼ旅 BLOG 39〜

ブセナリゾートをあとにして国道58号を海岸沿いに行く。今日は午前中も早くからスタートしたのだが、ブセナリゾートでゆっくりしすぎてすっかり陽が高くなっていた。

沖縄本島でリゾートビーチがもっとも多いという恩納村(おんなそん)のコーストラインを北から南下する予定だが、今日はどこまで歩けるか...

部瀬名の海岸を離れるにしたがい浜辺には小岩が目立ってきた。リゾートのビーチは整備する過程で珊瑚などの白砂を敷いたりして本来の海岸線は隠れてしまうので、この景観が本来のものかもしれない。

1キロほど歩くと右側に「かりゆしビーチ」の案内が見えてきた。

遊泳ビーチとして一般に開放されている施設だが、58号線より山側に建てられたホテル「沖縄かりゆしビーチリゾート・オーシャンスパ」「オキナワ マリオット リゾート&スパ」のゲスト用ビーチとしての機能も兼ねた遊泳ビーチ。

宿泊客は無料だがビジターは遊泳有料になっていた。遊泳施設やビーチ景観など、総じて標準装備のリゾートビーチといった印象であった。

ここでは長居せず、すぐに南下の旅をつづけることにした。しばらく歩くとギリシャ建築のような威風堂々とした建物が右手の海岸側にあらわれた。近づくと幸福の科学、沖縄正心館ということであった。なぜか宗教団体の建物は立派なものが多い。宗教団体の館のせいか、確実にまわりの景観 から浮いてしまっている。

場違いなほど豪勢な建物

その建物の背面がすぐ浜辺のようだったので、回り込み海岸に出てみた。

砂地に降りると沖縄では「ハマカンダー」と呼ばれる花が咲いていた。一般には「グンバイヒルガオ」の名で知られ、見るからに涼しげな青紫の花をつける。

花を一見すると、か弱い印象だが、タネは黒潮に乗り分布を広げるという種の保全のためには波乗りも辞さぬたくましいワンダーフラワーである。


浜沿いにしばらく南下すると小さな河口に突き当たってしまった。

泳いで渡るほど深くはないが裾まくりで渡れるほど浅くもない。なんとも半端な河口だが、小生物の観察や水遊びには手頃なポイントであった。また道草である。

ここで観察記をリポートすると BLOG の2回分くらいになるので割愛するが、これだけは云える。沖縄に生息する生物の豊富さは東京で見られるものの比ではないということ。

Onnason-coast4_blog.jpg

河口をうかいするため一度国道58号線に戻りしばらく南下したが、陽射しがいよいよ強くなっていた。強烈な舗装道路の照り返しがサングラスをしていてもまぶたに微熱を感じるほどだ。頭からは湯気が上がっているに違いない。

水遊びのときは苦にもならなかった太陽が、単調な道歩きになると途端に苦の対象である。ほんとうに人間とは困ったものである。

地図を見ると、このあたりはすでに伊武部(いんぶ)の海岸に属しているようだ。国道と海岸の間にずっと林がつづいているので、ふたたび海岸へ出るためと直射日光を避けるために林に入った。

陽光の中から樹木の下に踏み込むと、皆既日食のようにまわりが真っ暗に。サングラスをとってもその暗がりに眼がなれず足元ばかりをを見て歩いていたら、突然 龍が目の前に現れた。

打ち捨てられたように置かれたグラス底ボートだった。しかしよく見るとまだ現役の船のようで、船腹には「第三金竜」とあり、フィギュアヘッド(船首飾り)の竜が前方を見据えている。おそらく船揚げ場としてこの林を利用しているのだろう。

このグラスボートの活躍拠点は 「いんぶビーチ」 に違いない。 「かりゆしビーチ」の次のビーチへと少しだけ急ごう!


かりゆしビーチ

住所 名護市喜瀬1996
電話 0980-52-4093
    (リーフリゾートかりゆし)
施設利用料 大人500円 小人300円 宿泊者無料
施設 駐車場 1000円
 シャワー/更衣室/トイレ/売店
レンタル パラソル/サンデッキチェア/ビーチマット/ボディボード
備考 キャンプ・BBQは禁止。個人のシュノーケリングは禁止だがその他のマリンレジャーは許可されており、スクールも有
交通
 車 那覇空港より 80分(国道58号線を北上−伊武部(いんぶ)まで)
 BUS 那覇BT 100分(名護西線20番)−バス停 「伊武部(いんぶ)」 下車3分

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