北谷の町をゆるゆる遊歩〜沖縄ちょぼ旅 BLOG 70〜

北谷公園内にある屋内運動場

北谷(ちゃたん)の町で一番のスポットと云われる繁華なアメリカンビレッジを離れ、北谷公園の中を歩き回ってみた。

遠目ではあるが、まず目に飛び込んできたのは、宜野湾にあったコンベンションセンターのような建物と大きな風力発電施設のぷろぺらであった。

建物はまだ新しさの残る白亜の屋内運動場であった。隣地の桑江中学校の校庭グラウンドは授業中なのか静まりかえっている。

園内をひとめぐりしてみたが、公園内の施設はすべてスポーツ関連であった。

陸上競技場、北谷野球場、テニスコート、屋内運動場、ソフトボール場、プールの各施設を備えている。

野球場では中日ドラゴンズの春季・秋季キャンプで使用されるほか高校野球沖縄大会の決勝戦なここで開催される。

なかなか質実な公園でスポーツをめざす人たちにきっちり向き合う施設を提供している硬派の公園だった。別名運動公園とも呼ばれているらしい。

公園の西南へと歩くとテトラポッドを積み上げた海岸べりに出る。石塀を乗り越えてなんとかブロックの上に休憩場所を見つけた。

目の前は”青がいっぱい”の世界。青の濃淡の中に浮かぶ真っ白な雲が、ゆっくり形を変えながら流れてゆく。誰も来ない最高のシーサイド・スポットになった。

北谷町の中央に位置する北谷公園。公園から南へ向かうと「アラハビーチ」、北には観光スポットらしきものは何もない。

普通ならここは南の「アラハビーチ」への進路を選ぶ....ところだが、北へと向かうことにした。「浜川漁港」という小さな漁港があるからだ。

テトラポッドの消波ブロックでのんびりしている時、地図を見ていて漁港を見たくなり決めていたのだ。

                 アメリカンビレッジの大観覧車が遠望できる浜川漁港

近所だと軽く考え出発したのだが、歩くとこれがかなりの距離であった。

最短のルートで歩いたが、しっかり40分近くかかったのである。

しかしそのおかげで、観光地や人気スポットにはない北谷の自然な表情をした町を味わうことができた。

しかも目的地の浜川漁港もまた特別なものではなく、普通すぎるほど普通の漁港だった。

特別な施設などいさぎよいほど何も無い。

あったのは漁協婦人部が運営するという食堂がひとつあったが、それもまったく気取りのない構えをしていた。「お魚屋」というその食堂では魚介の地元料理を楽しめそうだったが、残念ながら本日は営業を終了していた。

いずれにせよ、この漁港には構えたところが無く、不思議なほど居心地がよかった。しかも散策途中に釣り人とも出会ったりなどして、この漁港で思わぬ時間を過ごしてしまった。気がつくと、陽が傾きを知らせる朱を帯び始めていた。

釣り人曰く、「この辺でもっとも美しい夕焼けが観られるのは”アラハビーチ”だろう」。 絶品の夕景であるという。これから ”アラハビーチ” へ向かっても、もはや手遅れだ。

別の日にもう一度北谷町の”アラハビーチ”を訪れ、その絶品の夕焼けをカメラに閉じ込めてみよう。凪が終わり、身体に心地よい風を受けているうちに、遠くに見えていた観覧車に灯が点った。

さあ、ゆるゆると夜のアメリカンビレッジに戻り、アメリカンキュイジーヌの食事でもしよう。ロス駐在中は味気ないアメリカンレストランの食事に飽き飽きしていたが、今ではすっかり懐かしい味のひとつになっていた。

           夜のアメリカンビレッジ


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浜川漁港

住所 中頭郡北谷町字港4


交通
 那覇空港より 45分(国道58号線を北上−浜川交差点の信号を左折スグ)

BUS 那覇BT 45分(名護西線20番など)− 「伊平」 下車5分


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