あるがままの表情で迎えてくれる漢那の東海岸   〜沖縄ちょぼ旅 BLOG 75〜

沖縄本島北部の東海岸を巡りはじめたのだが、慶佐次(げさし)のマングローブ観賞ですっかり限界を感じた。那覇を宿舎にしているため移動だけの往復で6〜7時間もかかるバス旅行のタイムロスを痛感してしまったのだ。

しかし「ちょぼ旅」という ”のんびり旅”をテーマにした旅行。バスと歩きの旅ができる場所がある限りその方針を変える気はさらさら無い。 まだ少しバス旅行のできる場所が残っているハズ。

県下最大の闘牛場である名護市の「ゆかり牧場」も観たかったが、やはりバス便では遠すぎたのでターゲットを中北部へとさらに南下させる。

今 報道でたびたび登場するキャンプシュワーブの少し南にある漢那ビーチを訪れることにした。


那覇からバスで揺られて2時間、漢那バス停に到着。

海岸へと歩いて行くと砂浜の周りを青いフェンスが取り囲むように設置されている。

フェンスの出入り口を見つけ漢那ビーチの砂浜へと出ると、先客の一団が自ら張ったテントの日陰で涼をとっていた。

その光景を見たとたん、汗が一気に吹き出してきた。冷房の効いたバスに2時間もいたので、暑さ加減が遅れてやってきた。

ビーチには他に2組だけという静かなビーチだった。とても落ち着く素朴な海だ。

しばらく水辺で遊んだが、とにかく凄い暑さで、砂や海面からの強い照り返しが身体に張りついてくる。

紺碧の太平洋が広がる正面には、4.7kmもある海中道路で本島とつながる伊計島と平安座島(へんざじま)が遠望できた。晴れ上がった空と海の青が濃淡で競い合っている。島々の影がその青に上下から挟まれ薄く平たく見える。

水辺の日陰を探したが、それらしいものが見当たらず、青いフェンスの外側に出なければ木陰に逃げ込むことができないようだ。


どちらかと云えば小ぶりなビーチの東端に赤瓦の目立つ建物があった。

もちろん青いフェンスの外側ではあるがほぼ砂浜に接するほどの近さだ。

日陰が恋しくて探しまわっていたので、躊躇なくこの建物に潜り込むことにした。

浜辺から見えていたのは建物の裏手にあたっていたので、正面アプローチ側へと急ぐ。

入口には「かんなタラソ沖縄」とあった。

まだこの時点では100%、テラススタイルの小ホテルと思い込んでおり、冷たいドリンクで小休止を取るべく入館した。

高い天井の1階ホールに入ると、ホテルフロントの光景には見えるが、どこか雰囲気が違うのだ。

細部にわたり観察すると美容とセラピーをテーマにした県下有数の施設であることが判った。

少し館内を見学しながら、係員にも少し質問などをしてみた。沖縄の方言と思っていた”タラソ”がギリシャ語で”海”を意味し、健康と美容にも海水の持つ浮力など海の特性を生かしていることを知った。

以前漢那ビーチにあった遊泳客用施設が今は無く、代わりにこの施設が利用できることも判った。

大変親切な係員が、3層からなる施設には屋外ジェットバスから25m級の室内プール、海水を利用した特別プールなど相当数のバスとプールを完備していることなどを丁寧に解説してくれた。

男性美容の話が始まってしまった。しかし健康にも いわんや美容などというものにも、まるで関心はなく、そろそろ退散の潮時になったようだ。早く冷房バスに乗り込み、次の目的地「金武(きん)」へ向かうとしよう。

    「かんなタラソ沖縄」の正面玄関


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