定期航路船を眺めながら丘でひなたぼっこ      〜沖縄ちょぼ旅 BLOG 95〜

西側の古宇利ビーチ

定規で引いたような古宇利大橋を渡ると、古宇利島に渡った橋のたもとには遊泳客でにぎわうビーチがあった。橋脚の左右に展開する小ざっぱりとした古宇利ビーチである。

古宇利大橋をはさみ両側のビーチにはパラソルの花が開き、ビーチ沿いの奥には白くきれいな護岸コンクリートがロードパークのように築かれていた。

ビーチより少し奥まったところにあった駐車場に車を入れ、ゆっくりビーチへと出る。遊泳客のほとんどが西側ビーチに集中していたので、東側のビーチへ出ることにした。

                      比較的ゆったりしていた東側の古宇利ビーチ

砂浜からすぐのところには斜傾の護岸堤が築かれている。

その白い堤が左右の沿岸を蔽うように遠くまでつづいていた。

橋脚近くにはたっぷりとあった砂浜だが、左右に広がるにしたがい奥行きが狭くなり、途中から砂浜が消え護岸堤だけが海に接している。

この堤で寝転がり手枕をすると、海を眺めるに ほどの良い傾斜度であった。


堤には地元の子供がふたりだけ。子犬のように じゃれあっている彼らは、どうやら兄弟のようである。

近くでしばらく遊んでいたが海ぎわの方へと興味が移ったようだ。

遠ざかるふたりの後ろ姿がなぜか懐かしい風景に思えて、急いでカメラを取り出しシャッターを押していた。

朝早くから起き出し比地大滝を歩きまわったせいか、寸刻で眠りに落ちたらしい。

あまりの暑さで目が覚めた。全身ぐっしょりと汗にまみれている。

慌てて日陰を探すため あたりを見回したが、らしきものはいっさい見当たらない。橋向こうの東海岸線の端に樹林が見えるが相当な距離だ。

どうやら逃げ場は車しか無いようだ。しかし陽を避けるような建物が無いからこその離島でもある。車にもどる前に海にひと目会ってゆこうと浜へ下りた。

            遠浅のビーチの向こうには屋我地島、沖縄本島が

底が透けてどこまでも見える遠浅の水ぎわだった。トルコ石のような青色の水面で太陽の光が泳いでいる。水平線の向こうには屋我地島、その奥には沖縄本島の陸影が浮かぶ。

車までもどりエアコンを最強にして、汗だくの身体に涼をとらせる。外周が8kmほどの島なので時計回りで一周すべくスタートさせた。

屋我地島の愛楽園の浜辺で見た古宇利島は底の深いお皿を伏せたような形状をしていた。車で回って観察すると海岸段丘となった隆起サンゴ礁の円形の島だった。

道の脇にはサトウキビや紅いもと思われる畑が広がっているが、ほぼ海岸線に沿ったのどかなドライブが楽しめる。途中で小高い丘を発見し、古宇利島最後の休憩をとることにした。

ちょうどいいタイミングなことに、陽が急速に傾きはじめ暑さも落ち着いてきた。その丘からは海をはさんで正面に本島の今帰仁村(なきじんそん)が見える。

足元の海上を滑るように船が入ってきた。そして羽地内海へとつづく海峡へと消えてゆく。ここを通る船は今帰仁村にある運天港とここより30km北に位置する離島「伊是名島」をつなぐ航路だけだ。伊是名島から帰ってきた定期便のフェリーなのだろう。

急に南の洋上に浮かぶ久高島のことが思い出された。沖縄を来訪してまだ間もない頃に立ち寄った安座真フェリー港で日帰り可能な久高島を知った。滞在中に必ず訪れようと決めた離島だった。

あれから2ヶ月以上も経ち、滞在残り日数も数えるほどになってしまっている。さっそく明日には神の島 「久高島」 を訪れることにしよう。

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