琉球村 −りゅうきゅうむら−

琉球王朝時代の生活文化を集めたテーマパーク

        ”沖縄の駅ちゃんぷるー”、ここを抜け琉球村の入口へ(左下)  琉球村の入口を入ったあたり(右下)

ここは観光目的に造り上げられたテーマパーク。テーマは古き良き時代の琉球生活文化である。100年以上もたつ古民家、さとうきびの製糖所、焼き物の窯・陶芸所から神への拝所までが展示されており、沖縄特性あるものはほとんど網羅されている。

琉球村の建物に入ると、まず観光客向けの ”沖縄の駅ちゃんぷるー” という施設がある。そこはショップやレストラン、ミ二シアターとすべて観光客向けのものでびっしりと埋められている。この中に琉球村の入口があるので、通り抜けなければ琉球村へは入場できないレイアウトになっている。

    琉球村には移築された古民家をはじめとして琉球建築様式が展示されている

築100年から200年の古住宅が琉球各地から移築されており、いずれも有形文化財に指定されている。王朝時代後期の一般民家を体感することができる。古民家の中では沖縄工芸である紅型、藍染め、織物などの制作に触れられるようになっている。

見事に復元されている王朝時代伝統の大綱

入口から近いところに大綱を納められた祠のような建物がある。ギネスにも載ったという巨大な綱は、琉球王が即位すると挙行された大綱曳きに用いられたものを復元したもの。

琉球王朝時代には即位式のあと、五穀豊穣を願い必ず執り行われた重要な催事であった。琉球王朝が終焉した明治以降途絶えていたが、この2007年には1世紀以上ぶりにこの祭りのような催事が再現されたという。




いくつかの古民家をすぎると大きな池があり、周りには水鳥のバリケンが多く遊ぶ。餌付けのためか怯える様子もなく観光客の足元で戯れる。池のほとりには二重門が立ち、その先にはハブセンターの敷地に続いている。

ハブ及びマングースはいるが、現在では動物擁護の社会背景のため、戦いを実戦で観ることはできなくなっている。その代わり3Dの立体映像でハブVSマングースの戦いを観戦できる。

     人懐っこい水鳥のバリケン(左) ハブセンター入口(中央) 池のほとりの二重門(右)


                             登り窯(左上) 工房の屋根に飾られた作品、シーサー(左下) 水牛(右)

古民家の終わったところに製糖工場が展示されており、そこでは水牛が砂糖車を引き ”さとうきび” を搾る工程が見られる。

またここで生産された黒砂糖は直売されているので購入可能。

沖縄の郷土品として名高いやちむん(焼き物)の陶芸工房と登り窯も併設されていた。

工房の内部には大量の焼き物が並べられているが、中でもシーサーづくりに力が入っている工房のようである。

工房家屋の屋根瓦にずらりとシーサーの作品ばかりが飾られており、いずれもユニークなシーサーが顔を揃える。

広々とした敷地をひと巡りすると沖縄の生活文化をうっすら体感できる。沖縄入門には手ごろなテーマパークだろう。


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琉球村 −りゅうきゅうむら−

住所 恩納村山田1130
開場時間 8:30〜17:30 無休
入場料 大人 840円 中人 730円 小人 420円
電話 098−965−1234

交通 車 那覇空港より 60分(国道58号線を北上−琉球村の案内通り左折)
    BUS 那覇BT 55分(名護西線20番)−バス停 「琉球村」 下車スグ